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母娘の二人住まい、お二人の優しい関係が伝わってくるお部屋でした。
住居形態:お嬢さまと二人暮らし
タイプ:現在向上
プラン:ダイジェストプラン
期間:1日
時間が限られていたため、作業そのものよりも「これから依頼者さまご自身の力で居心地の良さを追求していく土台をつくる」ことをゴールに据えて取り組みました。
途中で学校から帰ってきたお嬢さまも作業に加わり、変わっていくお部屋に驚きつつも気持ちよく作業を進められました。
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押入れ周り
作業前
片づけ手順
1. 間取りから、この場所の目的を決定する※
2. 置くべき家具、モノを分析する
3. ここに置かないモノをすべて撤去する
4. 家具を配置する
※今回はお嬢さまの専用空間という形になりました
作業後
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お洋服
作業途中
片づけ手順
1. 衣類の置ける空間を出しやすさ、片づけやすさから分析する
2. 家中の衣類を一箇所に集める
3. 集めた衣類を要・不要に分ける
4. 要の衣類を基準に添って分類する※
5. 分類した衣類を1の分析に従って配置する
※依頼者さまは衣類をたたむことが苦にならないとのことで、お嬢さまの衣類・依頼者さまの衣類に分類後は、季節を含めた使用目的ごとに分類し、使用頻度に応じて一望できることを基準に収納しました。
またよく着る衣類については、ダイニングにかけているこれまでの形が使い勝手が良いということで、そちらはそのまま触れない形としています。
作業後
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ベッド横・書籍
作業前
作業後
片づけ手順
1. この場所でしたいことを挙げていく
2. そのために必要なモノを集める
3. 一度すべて出し、要・不要に分ける
4. これまでに不便だったことから、現在ある家具の再配置を考える
5. 要のモノを再配置した家具の収納する
(元は押入れ用に使用されていた動く棚を、効果が活きる場所に移動しました)
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ダイニング
作業前
作業後
片づけ手順
1. 動線から、この場所にあってほしいモノを分析する
2. 必要ないモノを手放すか別の定位置へ移動する
3. これまでこの場所でしてきた行動を再分析する
4. 便利だったこと、不便だったことを踏まえつつ、定位置を仮決定する
5. 特によく使うモノについては、もし使いづらければその原因から新たな定位置を考える
お仕事のお話を聞かせていただいていて、ご自身の向上やいろいろなことに取り組まれていることが伝わり、応援したい気持ちが溢れました。
使われている食器や小物からモノがお好きで、大事になさっていることもよくわかって、見ていて幸せな作業でした。
片づけ作業日から十日と少し経ったころ、その後のメールをいただきました。
お嬢さまもアドバイスを学んで、自分の空間と決まった場所はご自身で片づけをする形に整っていったとのこと。
当日では手の回らなかったリビングも目に見えてスッキリとされていました。
もう一工夫の模様替えなどを考えていらっしゃるご様子は、拝読しているこちらも嬉しくなるものでした。
お伝えした知識が依頼者さまの生活の中で活きていくこと、とても嬉しいです。
ご依頼いただき、ありがとうございました。