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先週末、世は春コミでしたね。
参加された方、おつかれ様でした。
通販参戦の方、いよいよですね。
そんなわけで、今回の記事の対象者は同人誌を入手する機会が多い方になります。
お心当たりのある方はよければ参考にしてみてください。
最初に一つ、質問です。
入手したての同人誌、部屋のどこで読みますか?
すでに部屋に居場所のある同人誌ですと、「本棚の前」が回答になることが多いです。
が、入手したての、まさに湯気をあげているような戦利品の場合はおおむね部屋の中で最もくつろげる場所が多いんじゃないかと思います。
ここで一点、問題が。
くつろげる場所って、「薄い紙モノ」である同人誌にとって危険度が高い場合が多いのです。
ソファやベッドの上、こたつなんかも危険です。さらに、飲みものが身近にあると危険度は上がります。
そして二つ目の質問です。
入手したての同人誌、本棚に仕舞われるのはいつですか?
もちろん理想は「当日中」ですが、それができるなら苦労はしません。できている方、あなたはすごいです。ご自身を褒め称えるレベルです。
当日中じゃない場合、どうなるかといえば、やっぱり多いのは「なんとなく置かれた」場所に長らく居着いてしまうパターンです。
つまり、入手したての同人誌は部屋の中に定位置がないまま、紙モノとして危険な場所に置かれてしまうことが多いです。
そして、タイミングがなくずるずるそこに居続けてしまったり、あるいは生活するなかでとりあえず避難とあちこちをさすらうジプシーのようになったりします。
これを回避するために、ひとまず部屋の中に「絶対安全な避難場所」を設けることをオススメします。
より効率的に行うには、アイテムを使います。
100均でも購入できますし、なんなら部屋の中にすでにあるものを使えるかもしれません。
立てるタイプのA4サイズの書類ボックスです。紙製でもプラスチックでもかまいません。
これを「移動式の仮の居場所」とします。
定位置のない同人誌は重ねて置かれることが多かったりしますが、立てておけることもポイントです。
(イベント派で宅配を使わず当日持ち帰りをする方は、会場で使う鞄にこれをまんま中に仕込んでいくと、移動時にも御本が傷む危険性も減り、また帰ってきて取り出すだけなのでさらに効率的です)
たくさん入手する方は、いくつか用意して「既読/未読」、あるいはCPやお話の傾向ごとに分けておくのも良いと思います。
ただし、最初に用意した数からは基本増やさないこと。
この「移動式の仮の居場所」はいわば「新刊コーナー」です。次の新刊が入ってくるときにはその場所を譲りましょう。
そう、「本棚に正式な定位置を作る」タイミングもこのアイテムによってはかります。
これがいっぱいになった時、あるいはイベント前にこれを次の新刊たちのために空っぽにすることを掲げ、本棚の中に正式な定位置を作りましょう。
イベント後でなくとも、中古の同人誌専門店で入手したものにも使えます。
もちろん同人誌でなくとも応用できますので、ともかく「すぐには定位置を用意できない」という方は「まず部屋に入れた瞬間の仮の居場所を決めておく」ことを意識してみると良いと思います。
長くなってしまったので、「本棚に正式な定位置を作る」ときのポイントについては、また後日に。
良き同人誌ライフの応援になれば嬉しいです。