ご無沙汰しております

2018年9月の近況報告です

お久方ぶりです。

自分の力の配分が下手すぎて、ウェブでのみ繋がっている方々にはご心配をおかけしてしまい、恐縮の限りです……本当に。

まず最初に、「返信不要」とされたうえでお問い合わせ欄に励ましのお言葉をくださった方へ、この場にて心より感謝を申し上げます。
慌ただしく色々が過ぎていくなかで、とても励みになりました。
おっしゃっていただいたように、困っている方のお役に立てるよう、さらに務めてまいりたいと思っています。
本当にありがとうございました。

今日のブログは以下の内容で綴ります。

1、更新ができなかった原因
2、上記を踏まえて取った解決策
3、これまでのやり方の反省とこれからの試行方法
4、予告

各項目、冒頭に要約いたしますので、ざっくりとお読みいただく場合はそちらからどうぞ。


1、更新ができなかった原因

まず、ウェブ媒体の更新が一切できなかった理由は、簡単に言ってしまえば余力がなかったためです。

ご依頼に向き合いながら、機械を扱う作業へ挑む体力と精神力が保ちませんでした。

ツイッターで一言呟くくらいはできるだろうと、客観的に見れば思えるのですが、いざ「一言」と思うと何をつぶやけばいいのか、具体的な説明もなく「稼働してます」だけ告げても逆に不安を煽ってしまうのでは、などぐるぐる考えてしまい。

全部やろうと思うとますますできなくなり、どんどんハードルが高くなっていく。

どうしようと思うほど思考は悪循環を巡り、今日も更新作業ができなかったと落ち込めば精神も消耗する。

残っている時間と体力は、ご依頼に割きたい。それは譲れない。

でも、だからといって見守ってくださっている方々をこのままおざなりにもしたくない。

取った解決策は次のとおりです。


2、上記を踏まえて取った解決策

今月のご依頼を問い合わせくださった方にはメールで回答した通りですが、9月いっぱいご依頼を受けない形とし、ブログやそのほかの作業に当てました。(当初はもう少し早く取る予定だったのですが、いろいろとズレこみました、申し訳ありません)

力の配分がもうちょっと器用にできれば、とつくづく思いましたが、自分には少年漫画の主人公特性はなかったらしく、実践の中で急成長するというようなことは起きませんでした。

ありがたいことに10月以降でも、とおっしゃってくださった依頼者さまには、この場を借りて改めてお礼申し上げます。

結果として正解だったと思います。
これだけに時間をかけてじっくり取り組まないと、やっぱりできないことでした。


3、これまでのやり方の反省とこれからの試行方法

完璧主義は失敗する、を身を持って体感しました。
なので、書くのに気合の要る大きな記事は気力と時間を少しずつ貯まったら書きます。
そして慣れるために、試しに肩の力を抜いた更新をしてみます。
(ただこれは、片づけ項目ではなく「ワタク」の記事中心になってしまうかと思います。)

思えば、イベント経験がまったくないのに初のサークル参加でオフセット200p越えフルカラー特殊印刷加工の新刊を出そうとしているようなものでした。いえ、製本には詳しくありませんが……

あれもこれも、と欲張って高い理想を目指しても、出ない本なら意味がありません。
目的は、見てくださっている方へ情報を届けることでした。
長く続けるには、コピー本でもいいからコンスタントに出すことが重要だと再認識しました。
紙を重ねて折れば本です。という気持ちでいきます。

ただ、上記の理由で更新するものなので、恐縮ながら毎回片づけの為になるアドバイスはできません。
片づけとは基本的に関係のない「ワタク」記事を更新がいくらか増える形となります。

これは悩みどころで、片づけ師本人がどういう人物なのか気になるというご要望にはお応えできるかたちとなりますが、なんというか、いうなれば「中の人ノイズ」(造語)のようなものになります。
片づけのことだけを純粋に知りたいという方には不要な情報です。
なので、ツイッターで更新告知の際、お知らせのツイートには必ず「#ワタクの記事」のハッシュタグを付けます。
不要な方は、お手数ですがこのハッシュタグをミュートワードに指定していただければと思います。申し訳ありません。

ひとまず、この形で試行してみます。


4、予告

①実践例のブログ更新
②教室講座の実施

①今後の予定ですが、まず上記のゆるめの更新と平行して前回の記事でお知らせした具体例のブログ3本を更新したく思います。

先ほど、書き上がった記事をチェックのためにそれぞれの依頼者さまへお送りしましたので、修正がないことの確認が済み次第の掲載となります。

特に画像については個人情報、版権頒布物、及び依頼者さまのご指定のあったものについてモザイク処理を施し、掲載前に依頼者さまへメールでお送りする形としています。

余談となりますが、自分の作業的にはこの画像処理が時間と精神力を非常に要しました。でもプライベート空間を掲載する以上、譲れないところでもあります。
正直、慣れてるひとなら秒で終わる作業の域だと思います。自分でやろうとするから精神的負荷も時間もかかるのだと、手伝いを申し出てくれた友人や、あるいは外部の業者を頼ろうかと考えましたが、それは無加工の画像を私以外が見るということです。
広いようで狭い世間、どこでどう繋がってるかわかりません。
もちろん守秘義務の範囲内だとして、スタッフと認識すれば受け入れてくださる依頼者さまもいたかもしれませんが、そういったことは確認をすること自体が強制のようなものです。
煙草が苦手なひとでも、喫煙テーブルで同席者に「吸っていい?」と聞かれたらなし崩しに頷いてしまう、そういうことを依頼者さまにしたくなくて、自分でできる方法を探しました。
結果として、必死で方法を探せば意外となんとかなるものでした。
遠回りしましたが、おかげでこれからも安全な道を行けそうです。

別の力を頼ればもっと効率よくできることは他にもあるのだろうと思います。ですが、私は当サービスを一大事業にすることを狙っているのではなく、この手の届く範囲から、手を伸ばしてくれた方の生活がもっと楽しくなるよう手助けのできるものとして細くとも続けたいと願っています。

大きくなれば行き届く範囲も広くなるのですが、逆にできなくなることもあります。
その喫水線を見極めて、もし大きくする機会があるのならばそれも依頼者さまへの対応を含め自分の納得のいく形で考えます。ひとまずは小さいままでどこまでやれるのか、やってみたいと思います。

②かねてからご要望の多かった、講座の準備を進めております。

今月、ブログ記事と並行して「ヲタ式片づけ講座」の準備を詰めておりました。

1日コースで、ヲタ式片づけの方法をお伝えするとともに、ご自身の部屋と向き合っていただくプログラムを考えています。

教室での集団形式にはなりますが、他の参加者さまと交流ワーク的なものは含みません。
自分と自分の空間を深めるためのものです。

こちらは近日中に具体的にお伝えできるかと思います。


以上、久しぶりの更新でした。


最後に、枠外となりますが、もう一つ声を届けさせてください。

被災された方々へ、心よりお見舞い申し上げます。

本家ヲタ式片づけ堂♀の収益の一部は、各復興支援へ寄付させていただきます。

私の故郷は地震で半壊しました。
小学生の時です。
それから、中学、高校に上がり、大学生に至るころまで『がんばろう神戸』の言葉とともに復興を真近で感じながら過ごしてきました。

ニュースが映さなくなっても、被害は消えません。知っています。
何年かに一度の天災がこんなにも重なって、どこがどうなっているのか、あまりにも手が届かない。
でも、できることはあるはずなんです。
ものすごく小さなことでも。
それをできたらと思います。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
拙い運営方法で恐縮ですが、サービスを継続していけるよう踏ん張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2018/9/25