ナガサワ文具センター・前編

NAGASAWAハーバーランド煉瓦倉庫店

お気に入り達のすみか
ずっと大事にしたいモノが待っているお店

「ナガサワ文具センター」こと、ナガサワ文具さん。
神戸において、その名を知らぬ者はおそらくおりません。

明治15年創業、神戸に寄り添ってきた文房具屋さんです。
現在は中央区を中心に8店舗を展開しています。
素敵だなぁと思うのは、店舗ごとの雰囲気がどこも異なることです。
これはなかなかすごいことで、同じナガサワ文具さんでも、訪れる店舗が違うと欲しくなるモノが違ってくるのです。
あれも欲しい、これも欲しい!
中でも、ハーバーランドにある神戸煉瓦倉庫店は「大人の隠れ家」をコンセプトに生み出された空間で、訪れるたびに新しい嬉しさが見つかるお店。
「ナガサワ文具センター」こと、ナガサワ文具さん。
神戸において、その名を知らぬ者はおそらくおりません。

明治15年創業、神戸に寄り添ってきた文房具屋さんです。
現在は中央区を中心に8店舗を展開しています。
素敵だなぁと思うのは、店舗ごとの雰囲気がどこも異なることです。
これはなかなかすごいことで、同じナガサワ文具さんでも、訪れる店舗が違うと欲しくなるモノが違ってくるのです。
あれも欲しい、これも欲しい!
中でも、ハーバーランドにある神戸煉瓦倉庫店は「大人の隠れ家」をコンセプトに生み出された空間で、訪れるたびに新しい嬉しさが見つかるお店。

アルバイトからスタートして同社と縁を持ち、今では煉瓦倉庫店の店長は「ゆっくり時間を楽しんでもらえることが嬉しいです」と語ってくださいました。
カゴを手に一時間くらいじっくりお店に滞在される方もいらっしゃるそう。置かれた品をひとつひとつ味わって、自分の本当に欲しいものを探すことのできる空気に満たされています。

そう、ここはまさにお気に入りたちの住処。
訪れる人の、いつか未来で「大切にしたいモノ」が持ち主の手に取られるのを待っているお店です。

今はなんでもネットで買えてしまう時代。(もちろん店舗限定の品もありますが)
でも、足を運んで、お店の空気に身を浸して、目がわくわくとみつけたものを手にとって確かめるお買い物の楽しさは色褪せぬものです。

そんな“素敵”が詰まったお店から、文房具愛あふれる店長にオススメの品をたっぷり紹介していただきました!


まずは、やはり神戸の品々から。
ズラリと取り揃えられております。

ナガサワ文具さんは、オリジナル商品を数々の企業とのコラボ商品を展開しています。
神戸のランドマークをシンプルな一筆書きの線画としてモチーフに落とし込んだデザインが描画されています。

オリジナル商品の中でも特筆すべきはNAGASAWA神戸煉瓦倉庫店オリジナルブランド「TRADE」シリーズ。
こちらは煉瓦倉庫店でのみ入手可能です。
マークとなるデザインは3種類あり、
頭文字の「T」の一字を華やかに仕立てたものと、
「TRADE」・「煉瓦倉庫とポートタワー」です。

線画の中で黒くなってる建造物で左の低いものはここ煉瓦倉庫です。

「ブランド名の【TRADE】(トレド)とは、貿易・交易・価値交換を意味します。
 1898年に建設された神戸煉瓦倉庫を発祥の地としてデザイン都市神戸にふさわしい洗練された良質のステーショナリーをお届けします。」
ここに「デザイン都市」とありますが、「神戸=おしゃれ」というイメージのみならず、実際に神戸市は2008年に国連教育科学文化機関(UNESCO(ユネスコ))の「ユネスコ・デザイン都市」に認定されています。

まさに洗練といったデザインのB5ノート(¥300+税)です。

「ツバメノート株式会社」とのコラボ商品で、「表・裏表紙完全別製 W30S仕様」の文字が。
紙マニアには通じる暗号のようです。
素人の私が触った手触りは「じ、上質〜!」という感じでした(語彙力の死)。
「万年筆にオススメ!」の文字がのちの伏線となりますのでご留意ください。

こちらもコラボ商品のスケッチブック。(¥400+税)

表紙を飾る神戸のランドマーク線画…!
見慣れた品を彩る愛する風景に、神戸好きとして非常にテンションが上がりました。
スケブOKなイベントに連れて行きたい。
むしろ差し入れにいいかも。

そして「TRADE」シリーズの中でも店長イチオシの品はこちら。

真鍮製の修正テープカバー!(画像上・¥1850+税)(下は真鍮製のテープのりカバーで、残念ながら廃番です)
もちろん購入時はぴかぴか。
使い込まれることでここまで風合いが出るのだといいます。
「TRADE」の刻印が、一段上の世界に連れて行ってくれそう。
手に持ったときの質感ある重みも心地よく、味わい深い逸品です。


ここからはナガサワ文具さんの各店で購入可能な品々をご紹介。
店舗ごとに在庫や置いてある商品も異なるので、出会えたその時は運命かもしれません。

まずこちらは消しゴム。

「本革イレーサージャケット」(¥1200+税)
なんと本革のカバー付き!
只者ではない一級品の気品があります。使い心地を考えられた高さの違いが格好だけじゃない実用性へのこだわりを語っています。プレゼントにも喜ばれそう。
カバーの色は限定カラー含め9色展開。
そして、この色にも秘密があります。それはのちほど。

こちらは「Rader」とのコラボ商品(¥900+税))。「Rader」が消しゴムを販売して50周年を記念して作られた限定商品です。
見慣れた青いデザインに神戸の線画が!
この線画は特別バージョン。
ナガサワ文具最西店の明石から最東店の大阪(梅田茶屋町)までのロングバージョンです。
また、ポートタワーから梅田までが夜景なのもスペシャル仕様。そうやって見ると、見慣れたブルーがお昼の青空に見えてきますね。

にしても……大きい!

おわかりいただけるだろうか……なんと側面は定規になっています。
さりげなく便利だと、その筋の方にひそかに人気があるのだとか。

定規といえば気になる品が。

なぞるだけでアイコンが綺麗に書けるテンプレート付き定規です(850円+税)。
画像奥から、
「手帳やノートをきれいにまとめられるテンプレート」
「神戸の風景が描けるテンプレート」
「神戸の名産品アイコンが描けるテンプレート」
となっています。
シンプルに可愛い。

そして特に人気が高い品がこちらの「ZEBRA」とのコラボペン(1000円+税)。

書きやすさもさることながら、なんと専用ギフトボックスを無料でつけることができるのです。

ボックスのカラーはBlueとSilverの二色。
もちろん不要な方はペンだけでも購入できます。
が、せっかくなら色の組み合わせも含めてセットで楽しみたい気持ち…!
プレゼントにも重宝されています。


お待ちかねです。みんな大好きマスキングテープ。(各380円+税)
好きです。

それぞれの柄はファイルで見れるようになっています。
ムービーでご確認ください!


こちらはナガサワオリジナルデザインの測量野帳です。

測量野帳とは?
その名の通り、測量に使われてきたノートです。

特徴は大きく2つ。
・屋外で使われることを想定された硬くて耐久度の高い表紙
・作業着のポケットに入る縦16㎝、横9.1㎝という持ち運びしやすいサイズ

こちらは「UMIKIRIN」コラボデザインの測量野帳です。

人気で店頭に品薄気味な表紙も多いそうなので、運良く出会えたら要チェックです。

そして、紙が大好きだという店長のお気に入りがこちらの品。
日めくりカレンダーの紙をそのまま使用したメモ帳、「日めくりメモ」(¥400+税)。

「新日本カレンダー」とのコラボ商品。
あの薄くて、表面はつるっと、裏はざらっとした紙が無地でたっぷり使えます!

ムービーにてご確認。この感じ!
同じペンでも裏と表でずいぶん雰囲気の違った書き心地になります。
無地なので、使い道はいろいろありそうです。
そしてほんと手触りがたのしいです。あの感じです。

ちなみに私が胸を撃ち抜かれたのはこちら。革製ペンシルキャップ(¥600+税)
なんてシンプルで無駄のない、それでいて神戸が伝わる可愛いデザイン…!!

神戸の象徴、ポートタワーさまです。

店内には文房具以外も。
思わず手に取ってしまったのはこちらの刺繍トートバッグKOBE。(¥1300+税)

ぱっちんボタンが使いやすいです。
高校の時に出会っていたら間違いなくお弁当入れに任命していましたね。めちゃくちゃちょうどいいサイズ。


こちらはポートタワー型のボトルに入った天然水(¥360+税)です。
名水として名高い「布引の水」はお土産にも嬉しい品。

ボトル、箱、台、ギフトバッグがセットで販売されている「YOKUBARI SET」の専用の台「RAINBOWコースター」に置けば、イルミネーションとしても。(¥1500+税)
青く光りを放つボトル。数秒おきに色が変わっていきます。

さらに、水を飲んだあとのボトルのオススメの使い方はこれ!

口の規格が合うので、スプレー容器として活用できます。プッシュポンプも可。
持ってみるとわかるのですが、このボトル、さりげなくかなり頑丈です。
しかも、この「真ん中を握ってくれ」といわんばかりの曲線…!
「丈夫で使いやすい!」と好評なんだとか。

実はこの「YOKUBARI SET」、再利用を考えて作られたもの。
箱はそのままティッシュペーパーボックスになるデザインです。

裏には「thank you」の文字。ちょっと嬉しくなります。


画像満載のため二部構成でお送りします。
後半へつづきます

2018/12/22